旅のしおりには、旅行のワクワク感を増幅させる不思議なパワーがあると思う。
大人になった今だからこそ、コロナ禍のこの状況だからこそ、ただ地元のホテルに滞在するだけのプチ旅行で、しおりを準備してみた。
インスタグラムに載っているようなカラフルなものではないが、我ながら「簡単」で「それっぽい」「おしゃれ」なしおりになった。
今日は、私のお気に入りの「旅のしおり」をご紹介します。
デザインに自信はないけれど、旅のしおりを作ってみたい方はぜひ。
旅のしおりの作り方
こちらが私が今回作成した旅のしおり。
シンプルながらクラフト紙がいい味出している。(自画自賛)
用意するもの
- クラフト紙 (A4)
- ノートPC (Word)
準備するものはこの2点のみ。
私はセリアで購入したクラフト紙(50枚入り)を使用。
持ち運びしやすいよう、A4用紙を2つ折りしたサイズのしおりを作成する。
しおりに書くこと
しおりには何を書いたって自由なのだが、次のことを書いてみた。
- 旅のやくそく
- 旅でやりたいこと
- メンバー
- ホテルについて
- スケジュール
- 持ち物
- メンバーへのメッセージ など…
Wordの設定について
A4サイズ二つ折りでクラフト紙2枚(裏表どちらも印刷する)の全8ページのしおりを作る。
そのための設定は以下の通り。
レイアウトについて
まず初めに設定しておくのは
- 余白
- 用紙の向き
- 段組み
の3つ。
この設定をすることでA42つ折りのしおりを作ることができる。
①余白は「狭い」を選択。
何度か印刷してみたけれど、余白「狭い」が一番きれいにできた。
デフォルト設定で作成すると余白がありすぎてちょっと野暮ったかった。
②用紙の向きは「横」を選択。
③段組みは「2段」を選択。
ページについて
いよいよしおりの内容を書いていくのだが、製本する時のことを考えて作成する必要がある。
下の画像のようにページを割り振って作成、印刷し、紙①②の表面を山折りするとしおりの形になる。
※紙①②は用紙の1枚目、2枚目を表している。(全部で用紙2枚使用)
ちなみにしおりのページ構成はこんな感じ。
p1 表紙
p2 たびのやくそく、ホテルについて
p3 メンバー、たびでやりたいこと
p4 スケジュール1日目
p5 スケジュール2日目
p6 買い物リストなど
p7 持ち物リスト、メモ
p8 裏表紙
印刷設定について
印刷設定は「両面印刷」→「短辺綴じ」を選択する。
作ってよかったこと
今回、恋人との旅行ということで、初めて旅のしおりを作ってみたのだが「作ってよかった」と実感したことがあった。
旅行を楽しみにしていることが相手に伝わる
旅行の前に旅のしおりを完成させた私は、恋人の反応が楽しみで早く渡したくてワクワクしていた。
いざ渡してみると、ふだんもの静かであまり感情を表に出さない恋人が、しおりを眺めて嬉しそうににこにこ笑っている。
そして「しおりを作ってくれてありがとう」「旅行、楽しみにしてくれててうれしい。自分も楽しみだよ」と。
その後、何度も何度もページを行き来しては微笑む恋人の横顔を見て「ああ、作ってよかった」と思った。
大まかなスケジュールや持ち物を整理できる
旅のしおりを作る際に、タイムスケジュールや持ち物、旅でやりたいことに関しては事前に決めておかないといけない。
私は旅行やおでかけの時はあまり予定を立てない人間で、今回しおりを作るので(それでも大雑把な)計画を立ててみた。
寄ってみたいグルメスポットやホテルまでの所要時間、ホテルのアメニティの有無など、事前に調べられるものは全て調べてしおりに記載した。
「一応これも持っていこう」と荷物が増えることもなく、荷物の不足もなく、旅行の行程もスムーズだった。
事前に計画を立て、しおりで見える化すると、ミニマムで効率的な旅行ができると感じた。
(あてのない、無駄の多い旅にも良さはあるが。)
旅行のあとも見返すことができる
恋人に言われて嬉しかったのが、「大事にとっておく」「あとから思い出として見返したい」という言葉だった。
写真は旅の思い出のシーンを鮮明に残せるが、しおりは文字でしか残らない。
しかし文字を通して「その旅行に対する思い」や「どんな行程でどんな場所を巡ったのか」「その時の自分たちはどこに行ってみたかったのか」を思い出すことができる。
しおりは旅行中だけでなく旅行前後のことも思い出させてくれる。
10年、20年経って「○年前のゴールデンウィークに行ったね。あの時の私たちはここに行きたかったんだね。結婚する前だったね、また行きたいね」なんて思い出話に花が咲いたらいいなと思う。
まとめ
旅行の楽しみを倍増させる旅のしおり。
旅のしおり作りが初めての私でも簡単、おしゃれで満足のいくしおりができた。
ぜひとも女子旅、大切な人との旅行のおともに「旅のしおり」を作成してみて欲しい。
このしおりを持って出かけたお宿の情報はこちらからどうぞ。