長笹樂山は、広島県北広島町に位置する、豊かな自然や山々に囲まれた大人の隠れ宿。
1日1組限定なので、高級感のある空間を独り占めできます。
コロナ禍で遠出が難しい今、ステイケーションが注目されています。
滞在を意味する「ステイ（Stay）」と、休暇を意味する「バケーション（Vacation）」を組み合わせた造語。休暇を旅行に行って過ごすのではなく、自宅や近場で過ごすという意味。
フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』ー ステイケーション より引用
ステイケーションの醍醐味のひとつは、ラグジュアリーな空間で非日常を味わうこと。
長笹樂山は”3密を避けつつ日常から離れゆったりできる”今の時代にピッタリのお宿です。
アクセスについて
広島市内からは車で1時間15分ほど。
周りは田んぼや竹林に囲まれており、自然豊かな静かな場所です。
長笹樂山について
チェックイン
近くに併設されているカフェの駐車場に車を停め、カフェ内でチェックインの手続き。
はきはきとした女性の店員さんが宿の設備について説明してくださいます。
宿泊者は宿のすぐ隣に車を停めることができるので、チェックインを済ませて車を移動。
部屋について
長笹樂山は、和室2部屋・洋室（ベッドルーム）1部屋・ダイニング1部屋に、キッチン、お風呂（内風呂・露天風呂が1つずつ）、のお宿。
エントランス
宿の扉を開けると、窓の外の鮮やかな緑とモダンな空間。
落ち着いた雰囲気のエントランスが出迎えてくれます。
窓際に置かれたカウンターテーブルとチェアで十分にくつろげそう…
期待に胸を膨らませ、次はダイニングルームへ。
ダイニングルーム
ひとつひとつが主役級なのに、洗練されてまとまりがあるインテリアに思わずため息が出てしまいます。
次は和室へ。
和室
光と影の演出がニクい床の間。
なんだかんだ和室が落ち着いて、一度腰をおろすとなかなか立ち上がれなかった。
写真奥の土間のような空間で、物思いにふけりながらゆっくり一杯。
上質な空間で自然を肴に飲むお酒はいつもより美味しい。
2つめの和室はエントランスホールの向かって左側。
大きな窓（外）と和室（内）のコントラストが美しい。
この和室の奥にお手洗いがありました。（お手洗いは全部で2つ）
洋室（ベッドルーム）
エントランスから階段を上がると清潔感のある洋室。
空調の関係で私たちは和室で寝たが、旅の疲れを癒すには十分すぎるベッドルームだと一目で確信。
この部屋で朝、自然光で目覚めることを想像したら「なんて贅沢なんだ」と思う。
お風呂・アメニティ・キッチン他
お風呂
長笹樂山で一番の楽しみだったお風呂。
お風呂は内風呂と客室露天風呂の2つ。
露天風呂には、周りに紅葉が植えられていて風情があります。
夜、ライトアップされた幻想的な紅葉を楽しみました。とても贅沢。
アメニティ
アメニティも充実。
シャンプー、リンス、ボディソープはもちろん、ボディローションも。
ブランドは自然由来の「Omnisens Paris (オムニサンス・パリ)」で、使い心地もばっちりでした。
歯ブラシ、ボディタオル、石鹸、ドライヤーもありました。
ダイニングルームに置いてある、タオルとルームウェア。
とてもふわふわで肌ざわり、着心地ともに最高でした。
キッチン
素泊まりプランだったので食材を持込み、キッチンで夕食を作りました。
会食の場を避けられるので安心です。
調理器具はフライパン、鍋、小鍋がひとつずつ。
まな板や、おたま、フライ返しなど、ひと通りそろっているので不自由なく食事の準備ができました。
食器用洗剤、スポンジ、ラップ、キッチンペーパーも用意されていました。
冷蔵庫にはドリンクの無料サービスも。大容量なので大人数の食材も入れられます。
買い込んだお酒とおつまみと、自炊した夕食でのんびり過ごしました。
泊った感想
高級感溢れる、けれどモダンでおしゃれなお宿でした。
どこを切り取っても絵になるので、夢中でシャッターを切ってしまいました。
日常や都会の喧騒を離れてゆっくり過ごしたい方にはぴったりだと思います。
ここは自然の音しか聞こえませんでした。（たまにバイクの音が◎）
注意すべき点としては、自然が豊かな場所ですので、どうしても虫がいます。
ダイニングルームに殺虫スプレー等を用意して下さってますので、利用しましょう。
また、食材を持ち込む場合は、近くにスーパーがないので先に買い出しをしておく方がいいでしょう。
最寄りのスーパーまで車で約20分はかかります。
何かトラブルなどがあれば、ダイニングルームに置いてある電話でスタッフさんと連絡が取れるので安心でした。
あえてテレビもあまりつけることはせず、宿と自然を満喫しました。
あまり遠出は出来ないけれど、ちょっとリッチにのんびり過ごしたい方にオススメです。
長笹樂山について まとめ
北広島町にある、大人の隠れ宿「長笹樂山」をご紹介しました。
ゆっくりリフレッシュしたい、非日常を味わいたい方はぜひ訪れてみてください。
